自分にはないものを持っている男性たちと付き合った結果
イラストレーター:えびお
投稿者:匿名希望
若い頃は、自分にはないものを持っている男性に惹かれる傾向にあった。
インドア派だからアウトドア派の人、物事に消極的だから積極的な人、天の邪鬼だから素直な人、などなど。
そういう人とお付き合いすると、会うたび刺激があり、ときめきも感じるものの、長くいればいるほど、価値観の違いからストレスに感じることもあった。
例えば、好きだとか愛してるだとか、愛情表現の言葉をさらりと言えてしまう彼と交際していると、そういった言葉を自分も求められる。
自分にとっては、本当に必要なときだけ発したい言葉なのに、会うたび言ってと求められる。
躊躇すれば、自分のことを思ってないから、好きじゃないから言えないんだと決めつけられる。
また、束縛は愛情表現の一つだと考える人と交際していると、束縛されるのは嫌=やましいことがある、浮気していると捉えられてしまう。
こちらからすれば、束縛=信用されていない、なのに。
そういう経験を幾度か繰り返し、恋愛は、短期間楽しむだけであれば自分にはないものを持っている人が、長く穏やかな恋愛を望むのであれば価値観の似ている人を選ぶべきだと思悟った。
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